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【2歳児の集中力が続かない】上の子との違いに悩んだ私が気づいた“本当の集中”

我が家には4歳になる兄と、2歳の妹がいます。
2歳の娘はワークをしても、15分もたたずにおしゃべりと脱線の嵐。

ずっとお喋りが続いている。

手を動かすよりもお喋り。

「まっすぐ座ろうね」

と数分おきに伝え、次々に教材を変えても次の瞬間には歌い出していたり。

なんとか1時間座っているけれども姿勢保持ができずにだらんとしていることも多々。

一方で、上の子は同じ頃、何時間でも静かに取り組めるタイプでした。
誰にも何も教えられなくても、黙々とやり続けることができる。

だからこそ、娘の集中の短さにどう対応すればいいのか分からず、戸惑っていたんです。

今回は、2歳になる娘の集中力についてお話していきます。

目次

本気で心配していた

本当に、ツリでも笑い話ではなかったんです。

「このままじゃ小学生になったときに授業についていけないんじゃないか」
「何か発達的な支援が必要なんじゃないか」

そんな不安がずっと頭の中をぐるぐるしていました。

夫にも娘の様子を詳細に書き起こし、不安な気持ちを長文LINEでぶつけました。
返ってきたのは、たったひと言。

「そんなもんやない。2歳やし。」

たしかにそうかもしれないけれけども。
でも心配でたまらず、夫との温度差にもモヤモヤしていました。

上の子が“突き抜けていた”からこその混乱

上の子は高機能自閉症の診断がついています。しかも、かなりの過集中タイプ。
一度ハマると、ご飯も食べず、何時間でも没頭し、エネルギーを使い果たしてその場で寝落ちしてしまうほど。

「集中力ってこういうことだ」と思っていた私にとって、


“普通の集中”

がどんなものなのか、もうわからなくなっていました。

だからこそ、娘を見ていると不安になる。
「この子は普通以下なんじゃないか」
「どこかで支援が必要になるのではないか」
頭では違うとわかっていても、どうしてもそう思ってしまうんです。

本当に、心配していました。

「集中力」の定義を間違えていた

そんなとき、ある方からこんな言葉をもらいました。

「小学校の授業が45分なのは、それ以上集中が続かないから。」

その一言でハッとさせられました。

“今の年齢で完璧に集中できる子”なんて、そもそもいない。

むしろ「好き」を楽しんでいる時間こそ、その子なりの集中の形なんだと教えてもらいました。

娘の「集中」の形

たしかに、娘のシール貼りは指示通りではなかった。
でも、自分なりの物語を作って、シールを貼りながらごっこ遊びをしていたんです。

つまり、

“マイワールドに入り込んでいた”=“没頭していた”

ということ。
それを見て私は「集中できていない」と焦っていましたが、
実際は、しっかりと自分の世界に入り込んでいた。それこそが集中だったんですね。

「好き」をとことん、の精神を思い出した

上の子のときは、「好き」をとことん伸ばすスタイルで育ててきました。
それは、たくさんの試行錯誤の中でたどりついた我が家の信念。

娘に対しても、それでいいはずなのに。
“比較”と“心配”で、その原点を見失っていたんです。

たとえば料理もそう。
興味を持ったときが始めどきだと思っているので、
2歳になりたてのころ包丁を買い、半年経った今では一人前にサラダを作ってくれるほどに。
失敗しても「血が出るだけ」と笑いながら、
本人の「やりたい」という気持ちを優先するようにしています。

“やりたい”を守る。
“できるかどうか”じゃなく、“やりたい”を育てる。

それが本来の、わたしの子育てだったんです。

反省と、これから

「集中しなさい」「できないならやめる?」

ついそんな言葉をかけてしまったことを、今はとても反省しています。

焦る気持ちは、愛情の裏返し。
でも、焦らずに見守ることも愛情なんだと、
今回の出来事であらためて気づかされました。

おわりに

子どもは“比べる対象”ではなく、“個性を見つけていく存在”。
上の子と違う姿を見せてくれるたびに、

「こんな世界の見方もあるんだ」

と気づかせてもらっている。

焦らず、比べず、信じて見守る。
簡単ではないけれど、それが私にとっての“今の課題”です。

子育てはまだ始まったばかり。
失敗ばかりですが、子どもと一緒に成長していける母でありたいです。

はな
何でも全力ママのはなです。
2歳と4歳を育てながら「やるか、やらないか」
で日々奮闘中!
子育てと日常を発信しています。
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