我が家の4歳と2歳の兄妹はどんな公園へ行っても遊具のある中心ではなく
フチで「枝と砂の大冒険」をしています。

そんなふたりが迎えた秋は、絶好のどんぐり日和。
毎週これでもかとどんぐりを拾い続けていると、ある日「発芽どんぐり」に出会いました。

今回はせっかく見つけた「発芽どんぐり」を育てるお話をしていきます。
子どもたちが拾ってくれた秋の宝物
今日も子どもたちと公園へどんぐり拾いに行ってきました。
手に取ったどんぐりをよく見ると、
先端から白い“にょきっ”としたものが出ているものが。
調べてみると、どうやらこれ、すでに発根して動き出している“発芽どんぐり”だったんです。


足元では子どもたちが夢中でどんぐり集め。
落ち葉の中をザクザク歩きながら、「あったよー!」と嬉しそうに持ってきてくれます。
ふと見たら、私の手のひらはもう秋の実りでいっぱいでした。
なんてことない日常なんだけど、こういう時間ってすごく愛おしいですよね。



今日のどんぐり拾いはただの遊びじゃなくて、小さな命を見つけた日になりました。
“超レア”の発芽どんぐり
後からよく調べたところ、
落ちているどんぐりが勝手に発芽する確率って実は、かなり低いとのこと。
・落ちた時期がよかった
・環境がちょうどよかった
・虫にも食べられていない
・水分も適度にあった
いろんな条件が重なって
「もう育つ気まんまん」のどんぐりに出会えました。



せっかくこんなレアキャラに出会えたので育ててみることにしました!
どんぐりの木を育てる
帰ってから夫に
「地植えしたら育てられるかな?」と話したところ
「いや、大木になるのは困る…!」と秒で却下されました。
でも諦めきれずに育て方を調べていたら、
どんぐりは鉢植えでも10〜15年で実がつく木になることが可能。
しかも、
・鉢で根をコントロール
・剪定で高さを調整
・肥料でしっかり育つ
地植えよりコンパクトに、
“家族で育てる記念樹”としてちょうどいい感じに育てられる。
とのこと。



地植えNGでも大丈夫。鉢植えで10年後に実る木になる。これは完全にやる気スイッチ入りました!!
初心者でもできる!発芽どんぐりの育て方
・直径15〜18cmの深めの鉢
・鉢底ネット(なくてもOK)
・軽石(鉢底石)
・培養土(花と野菜用でOK)
- 鉢底にネット
- 軽石を1〜2cm入れる
- 土を入れる
・根(白い部分)が下向きになるように
・どんぐりは“浅植え”でOK(1〜2cm)
・横向きでも大丈夫
・最初は明るい日陰
・根付いたら日光2〜4時間で十分
・土が乾いたらたっぷり
・湿らせっぱなしはNG
1〜3週間で芽が出る
1年で10〜20cm
5年で若木
10〜15年でどんぐりが実る


その他のどんぐりの生育プラン
今回、私はAプランにしましたが、あと2つ選択肢があります。
プランB:移動地植え
例えば…
• お子さんが通う幼稚園・小学校・友達の家の庭
• 実家
• 近所の公園(許可が必要)
• 小規模な里山活動スペース
など、自宅じゃない場所に5〜7年目以降にそっと引越しする方法になります。
家では鉢で5〜7年育てて、
木が十分育ったら「樹木としての未来」は別の場所で地植えをする。
これは
「実をつけた姿を見たい」×「家で大きく育つのは困る」
が両立できる案になります。
プランC:ミニ果実を狙う盆栽方式
盆栽化して小型のまま育てても、
環境が良ければ 15〜20年で結実するケースもあります。
ただ、Aよりは難易度高いのは事実ですが、成功すれば
• 美しくまとまる
• コンパクトで邪魔にならない
とメリットも大きいので挑戦してみるのもいいかもしれません。
まとめ
このどんぐりが実をつける10〜15年後の未来です。
このどんぐりが実をつける頃、うちの子たちも中高生になっています。
私たち家族はどんなふうに過ごしているんだろう。
たまたま拾った小さなどんぐりだけれど、
これから10年以上かけて家族で育てていくのって、
なんかすごく素敵ですよね。
季節の中で見つけた“ちいさな命の種”。
ここからまたひとつ、楽しみが増えました。



また成長記録もブログに書いていきます










コメント